琉球びんがた製作工程 琉球びんがた製作工程

琉球びんがた製作工程

Bingata
1, デザイン
日々の暮らしで感じたこと+沖縄の豊かな自然・文化・琉球紅型古典紋様を取り入れ、今の沖縄らしさをデザインにします。
デザイン
2, 型彫り
型紙の下に乾燥させた島豆腐(ルクジュー)を置き、小刀(シーグ)で突彫りをし、柄を彫り出します。
型彫り
3, 型置き
型置き台の上に生地を張り、型紙をのせ糊を置いていきます。模様が繋がるように型紙を送ります。
型置き
4, 色差し(配色・二度刷り)
糊が乾燥したら大豆の絞り汁を刷毛で伸ばします。(にじみ止め)乾燥したら模様全体に薄く色を差し、全体のバランスをみます。
その後、再度同じ色を同じ場所に差して、しっかり刷り込みます。
色差し(配色・二度刷り)
5, 隈取り
更に濃い目の色でぼかしを入れ、強弱をつけます。柔らかさを表現したり、立体的にみせる効果があります。
隈取り
6, 蒸しと水元
90度で1時間ほど蒸し、色を定着させます。蒸しあがった生地を水に浸し、糊をふやかして落とします。(水元)
蒸しと水元
7, 完成
※地染めをする場合は、ここから更に柄を糊で伏せ、刷毛で引き染めします。蒸して、水元し、仕上げます。
完成